春に「うつ」になるケースはあります。これは「春うつ」とも呼ばれることがあり、季節の変わり目に気分が落ち込む現象の一つです。冬から春にかけて環境が大きく変わることで、心や体に負担がかかることが原因と考えられます。
春は気候が暖かくなって過ごしやすくなる反面、進学や就職、異動といったライフイベントが多く、人間関係や生活リズムの変化がストレスになりやすい時期です。また、日照時間が急に伸びることで自律神経が乱れ、気分の浮き沈みが激しくなることもあります。
特に、冬の間に「冬季うつ」を経験していた人が、春になっても気分が晴れないこともあります。逆に、春になることで不安感や焦燥感が強くなり、気持ちが落ち込むこともあるんです。
もし、「春になってもなんだか気分が晴れない」「やる気が出ない」「体がだるい」といった症状が続くようなら、無理せず休養を取ったり、生活リズムを整えたりすると少し楽になるかもしれません。それでもつらい場合は、カウンセリングや医療機関を頼るのも大切ですよ。

春うつを防ぐためには、生活リズムを整えつつ、心と体に無理をさせないことが大切です。春は環境の変化が多い時期だからこそ、自分のペースを大切にしながら過ごしてみてください。
生活リズムを整える
春は日照時間が伸びることで、体内時計が乱れやすくなります。朝はできるだけ同じ時間に起きて、日中は日光を浴びるようにすると、自律神経が安定しやすくなります。また、夜更かしを避けて、質の良い睡眠をとることも大切です。
食生活を見直す
栄養バランスの取れた食事は、心の安定にもつながります。特に、ビタミンB群や鉄分、トリプトファン(セロトニンの材料)を含む食品を意識的に摂ると、気分が落ち込みにくくなります。例えば、納豆、バナナ、チーズ、ナッツ類などがオススメです。
適度な運動を取り入れる
軽いウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことも効果的です。運動をするとセロトニン(幸せホルモン)が分泌されやすくなり、気持ちが前向きになりやすいですよ。
頑張りすぎない
春は新しい環境に適応しようとして無理をしがちですが、自分のペースを守ることが大切です。新生活が始まったばかりの時期は、すぐに完璧を求めず「少しずつ慣れていけばいい」と考えるくらいがちょうどいいかもしれません。
リラックスする時間をつくる
好きな音楽を聴いたり、お風呂にゆっくり入ったり、アロマを取り入れたりすることで、心を落ち着かせる時間を意識的につくるのも良いですね。忙しくても、1日数分でもリラックスする時間を確保すると、気持ちの切り替えがしやすくなります。
もし「どうしても気分が落ち込む」「やる気が出ない状態が続く」と感じるときは、無理せず周りの人に相談するのも大切ですよ。自分をいたわる気持ちを忘れずに、少しずつ春の変化に慣れていけるといいですね。

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