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清掃のプロが教える「ほうき」の使い方

ハック

「ほうき」は清掃の基本中の基本ですが、実はプロと素人でかなり差が出る道具です。

清掃のプロとして言うなら、ポイントは一つ。

「強く掃く」のではなく、「ホコリを逃がさず、集める」

これがほうきの極意です。

1.ほうきは「立てて」使わない

よくあるのが、ほうきを床に強く押しつけてゴシゴシ掃く方法です。

これは一見きれいになりそうですが、実は逆効果。

穂先が潰れてしまい、ホコリを押し出したり、舞い上げたりします。

穂先は床に軽く触れる程度でOKです。

イメージとしては、

「掃く」というより「ホコリをなでて動かす」感じです。

2.大きく振り回さない

ほうきを左右に大きく振ると、ホコリが舞います。

プロは、意外と小さな動きで掃きます。

例えば、

手前 → 奥 → 手前 → 奥

と、穂先を小刻みに動かしながら、少しずつゴミを一方向へ寄せていきます。

特に細かい砂やホコリは、この方法が有効です。

3.「ゴミの山」をいきなり作らない

ここ、結構重要です。

部屋全体のゴミを中央に集めようとすると、途中でゴミが散らばります。

プロなら、

部屋の隅 → 壁際 → 部屋の中央

というように、小さなエリアごとにゴミを集めます。

そして最後に、それぞれのゴミを一か所へ集めます。

つまり、

「全部まとめて掃く」のではなく、「小さく集めて最後にまとめる」

わけです。

4.壁際は「壁に沿って」掃く

部屋のホコリは、実は中央よりも壁際や家具の下に溜まりやすいです。

そこで、壁際ではほうきを壁に対して直角にガシガシ入れるのではなく、

壁に沿わせるように穂先を動かす

のがコツ。

巾木の周辺なども、穂先を軽く当てながらホコリを中央方向へ送ります。

5.「奥から手前」が基本

部屋を掃く場合は、

奥から入口へ

が基本です。

入口から掃き始めてしまうと、せっかくきれいにした場所をもう一度歩くことになります。

プロの清掃では、

「自分が掃いた場所をなるべく踏まない」

ことを意識します。

これは掃除機でもモップでも同じ考え方です。

6.ほうきとチリトリの使い方にもコツがある

最後にゴミを集めたら、チリトリを床にできるだけ密着させます。

チリトリと床の間に隙間があると、細かいゴミが下に逃げます。

そして、ほうきをチリトリに対してできるだけ低い角度で入れます。

一気に「ザッ!」と掃き込むより、

小さく何回かに分けて入れる

ほうが細かいホコリまで取れます。

7.実は「ほうき選び」も重要

室内なら、穂先の柔らかい座敷ほうき・棕櫚ほうき系が使いやすいです。

一方、玄関やベランダなど、砂や小石が多い場所では、ある程度コシのあるほうきが向いています。

つまり、

室内=柔らかめ
屋外=硬め

と考えると分かりやすいです。


清掃のプロが教える「ほうき掃除」の黄金パターン

私なら、一般家庭では次の順番をおすすめします。

① 部屋の奥からスタート

② 壁際・家具の下を掃く

③ 小さな範囲ごとにゴミを集める

④ 中央方向へゴミを移動

⑤ 最後に入口付近へ集める

⑥ チリトリで回収

そして何より、

「力を入れない」

これが一番大事です。

ほうき掃除が上手な人ほど、実は動きが静かです。

「シャッ!シャッ!」と激しく掃くのではなく、「サッ、サッ」と穂先を滑らせる

これだけで、ホコリの舞い上がりがかなり変わります。

ちなみに、清掃員の仕事として考えると、「ほうきの持ち方」「立ち位置」「掃く順番」まで含めて考えると、掃除のスピードがかなり上がります。
ここは家庭掃除にもそのまま応用できます。

家庭用なら、私は「軽い・穂先が柔らかい・柄が長すぎない」ほうきをおすすめします。

特に室内掃除なら、昔ながらの棕櫚(しゅろ)ほうきはかなり優秀です。

プロ目線で選ぶなら

室内のホコリ・髪の毛
棕櫚ほうき

穂先が柔らかく、フローリングを傷つけにくい。細かいホコリを舞い上げにくいのもメリットです。

玄関・ベランダ
化繊のコシがあるほうき

砂や小石、枯れ葉などを掃くなら、棕櫚よりこちら。

広い部屋・廊下
柄の長いほうき

腰を曲げずに掃けるので、清掃量が多い場合はこちらが圧倒的に楽です。

逆に、個人的にあまりおすすめしないのは、「とにかく硬くて、穂先がバサバサしているほうき」

一見するとゴミをガンガン取れそうですが、室内ではホコリを舞い上げやすいんです。

私なら家庭用にこれを選びます

「軽量な長柄+柔らかめの穂先」

これが一番バランスがいいです。

そして意外ですが、高級なほうき=使いやすい、ではありません。

毎日3〜5分掃除するなら、手に持ったときに「軽い」「穂先を動かしやすい」と感じるものが正解です。

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